トイトレ。そうトイレトレーニング。
子どもが2歳ぐらいになるとそろそろトイレトレーニングしたほうがいいのかなと考えるようになります。
うちの場合はけっこうのんびりしていた方だと思います。息子は2歳児クラスから保育園に通い始めたんですけど、一年間ほぼオムツでした。
じいじばあばとかに会うと「あれ、まだオムツ取れてないの?」と言われることもしばしば。でも特段家で本格的にトイトレをやることはありませんでした。
一応息子が2歳になる前ぐらいに「よし、トイトレ始めるぞ!」と意気込んで子ども用の便座は買ったのはいいんですが、当時はほとんど使うことはありませんでした。
最初は保育園任せだったけど、徐々に家でも実践‼︎
現状特に困ってるわけではないし、まあ確かにパンツになればオムツ代はかからなくなるので家計的には助かります。だいたい1枚30円としたら、1日5枚使った場合だと1日150円、1ヶ月で4,500円。う〜ん、まあまあな値段しますね。
それでも娘が産まれたばっかりでまだ小さかったってのもあって、息子がお漏らしした時の後処理とかの手間を考えるとお金はかかるけど今はまだオムツでもいいかな〜って感じでした。
あと保育園でもある程度はトイトレをやってくれてるってのもあったので、別に無理して家でやる必要はないかなと考えてました。本格的にやるってなると親もそれなりに覚悟を決めてやらないといけないので。まあ、はっきり言って保育園に甘えてましたね。。。
一応息子が3歳になった頃ぐらいからは、おしっこやうんちした時にオムツを替えながら「次は出る前に教えてね」とか「次はトイレでできるかな」と言い続けました。
毎回毎回根気よく。嫁さんには「ほんとよくやるよね〜」と言わました。軽く100回以上は言っていたと思います。
クラスがひとつ上がって3歳児クラスになると、オムツも保育園に置いておいてもいいけど、なるべくパンツを履いて登園してくださいってことになります。
さて、これはそろそろ本格的にトイトレを始めなければいけなくなりました。
パンツは、ばあばが買ってくれたのが大量にあります。貰ったはいいけど、とりあえずタンスに入れておいたのを満を持して使う時が来たわけです。よっ、待ってました。
ただ、やはりあくまで子どもの気持ちを尊重する方針でいきます。
朝、「オムツとばあばに買ってもらったパンツとどっちにしよっか?」とまず聞きます。
当然のように「しまじろう!」という返事が返ってきます(パンパースのオムツのこと)。一回は「ばあばにもらったパンツもカッコいいよ。ほら、こっちにしてみよっか」と進めてみるけど、それでもダメなら決して無理強いはしません。
たまにパンツを履いてくれる時もあるので、その時にトイレに成功したらめっちゃ褒めてあげます。嫁さんと2人で大袈裟なくらい褒めます。するとだんだんとパンツを選ぶ頻度も増えてきます。
かと思えば急にオムツの日が続く日もあります。
でも根気よく根気よく。決して焦りません。
親がイライラしてしまうとそれが子どもにも伝わってしまいますからね。
絵本で楽しくトイトレできちゃう‼︎効果はバツグン‼︎
「トイレでしようね」って言葉だけではなかなか伝わらなかったりするので、そういった時におすすめなのが絵本です。
うちが良く読んでいたのが『ひとりでうんちできるかな』、『おむつはずしのえほん トイレばっちり!』、『くろくまくんトイレでち〜!』の3つです。
◇『ひとりでうんちできるかな』
あかちゃんのあそびえほんシリーズの1つです。
いろんな動物が順番にトイレをしていって、最後に女の子が自分一人でトイレをするという絵本です。
途中で怪獣がでっかいうんちをする場面があって、息子はそこがお気に入りでいつも笑っていました。
◇『おむつはずしのえほん トイレばっちり!』
一番の特徴はトイレ型モジュールが付いていることです。
それぞれのページに書いてあるマークに合わせて、レバーを動かしたりボタンを押したりして遊べます。音が出るのでより一層楽しめます。
◇『くろくまくんトイレでち〜!』
くろくまくんシリーズの1つです。
くろくまくんがお部屋で遊んでいたらトイレに行きたくなって、ねこちゃんやうさぎくんもトイレに行くという絵本です。
何より絵が可愛いし、リズミカルに読むことによって楽しくなること間違いなしです。
初めての外出はドキドキ⁉︎失敗したらどうしよう‼︎5つの対策で安心‼︎
最初は家にいる時だけパンツを履かせていて、慣れてきたらパンツで外にも行くようにしました。
でもやっぱり初めて外でも履かせるのには少し勇気がいりました。本当に大丈夫かなと。
最初は公園で遊ぶ時とかだけの1時間ぐらいと短い時間から始めて、徐々に時間を増やしていきました。
初めてバスとか電車などの公共の乗り物に乗った時はかなりドキドキしました。家だったらどんだけ汚しても構わないのですが、流石に座席を汚してしまうのと気まずいですしね。
外出するときにいくつか気をつけていたことがありまして、まあどれも基本的なことなんですが意外と忘れがちなことです。
◇家を出る前にトイレに行く
最初はトイレに誘っても行かないって言うのですが、「お出かけするから急にトイレ行きたくなっても行けないかも知れないよ。おウチでしておこっか」と説得するとトイレでちゃんとしてくれます。
◇1時間おきぐらいに「トイレ大丈夫?」と聞く
心配し過ぎて最初の頃はもっと短い間隔で聞いていたんですけど、そしたら「そんなに言わないで!」と怒られちゃいました。やっぱり子どもも頻繁に言われ過ぎるとストレスになっちゃうのでそこは注意です。
◇着替えを用意しておく
ズボンとパンツとくつ下を1セット。最初はくつ下は用意してなかったのですが、おしっこが垂れてきてくつ下も濡れちゃった時があったので、それからはくつ下も必須に。
実を言うと最初の1週間くらいは着替えを2セット用意してましたが、結局2セットも使うことはなかったです。最悪出先で調達すればいいですしね。
◇子どもの仕草に気をつける
モジモジしていないかなとか股間を気にしていないかなど普段より子どもの様子を注意深く見てました。あと息子は泣いちゃうと一緒にお漏らししちゃうこともあったので泣きそうになったら、すかさずフォローしてました。
◇トイレの場所を把握しておく
初めて行く所だと、いざ息子がトイレに行きたいってなってもトイレの場所が見つからなかったり、他のフロアにあったりする場合もあるのでまずはトイレの場所を確認するのが大事です。あと大きい方だと個室が全部埋まっているってこともたまにあるので、出来るなら最低2箇所はトイレの場所を確認しておくのがいいかなと思います。
外でお漏らしとなるとそれなりに大変なのですが、(特に大きい方)それでも決して怒らずに。子どもがパンツ履きたくないってなるのが一番困りますからね。
気付けばいつの間にやら出来てた⁉︎子どもの成長には驚かされます‼︎焦らなくて良かったんですね‼︎
で根気よく続けること数ヶ月。気がついた時には普通にパンツで過ごせるようになってました。
一時期は保育園の友達とかが次々とオムツを卒業したってのを聞くと、うちの子はいつになるのかなと少し心配になることもありましたが、意外と大丈夫でした。
完全に日中帯はオムツを卒業して、夜はまだ心配だったのでしばらくは夜だけオムツを続けてました。朝はやっぱりオムツが濡れていたのですが、4歳になった今は朝オムツが濡れている日はほぼないです。
ってな感じで息子に関してはトイトレを本格的に始めたのは遅かったですし、結構のんびりやった方ですが、結果的にはちゃんとトイレでできるようになったわけです。
早い子に比べると遅いほうかも知れませんが、そこは人それぞれなので最終的にできてしまえばそんなの関係ないかなと思ってます。
まあ、もちろん短期間でトイトレをしたいっていう人もいると思いますが、トイトレって聞いて少し敬遠してしまってる人にはのんびりやるって言う選択肢もありますよってことです。決して無理する必要はないですよ。気楽に気長に行きましょう。
let’s slowly トイトレ‼︎