現在、4歳の息子と2歳の娘を育てているんですが、たまにふと疑問に思うことがあります。
うちの子育てのやり方って本当に正しいのだろうかと。
少し子どもがワガママとか言ったりすると、あれもしかしてウチだけ?甘やかし過ぎたかな?もっと厳しくするべきかなと思ったり。
もちろん子育てに正解なんてないのだろうけど、時々不安になったりもするわけです。
皆さんも1度や2度思ったことはあるのではないでしょうか?
親だって子どもができて初めて親になるわけですからね。
ただ一応子育てするうえでのポリシーといいますか、私がいくつか気をつけていることはあります。
◇その1 子どもが抱っこしてと言ったらできる限り抱っこする
これはまだ子どもが産まれる前の話なんですけど、うちの実家は毎日新聞を購読しています。
たまたま実家に帰った時に西原理恵子さんが書いている「毎日かあさん」を読んだわけです。
詳しい内容は忘れてしまったんですけど、要は子どもが小さい頃は家事などに追われて子どもが抱っことせがんできても抱っこしてあげられなかったと。
それで子どもが大きくなって抱っこしたくてもできなくなり、過去のことを後悔するわけです。
これを読んだ時、もし自分に子どもができて抱っこしてとせがまれたら、他のことを差し置いても絶対に抱っこしてあげようと思ったのです。
もともとの意味は家事よりも子どもとのふれあいを大事にしようって意味だと思うんですけど、自分の場合はいかなる時でも物理的に無理な場合を除いて出来る限り抱っこしてあげようと心に誓っております。
甘やかし過ぎって言われればそれまでなんですけど、もし仮に子どもが急に死んでしまった時に何であの時抱っこしてあげなかったんだろうと後悔だけはしたくないのです。
◇その2 怒るのではなく叱る
そもそも怒るのと叱るのは何が違うんでしょう?一見同じのようにも思えます。
自分的には感情的になるのが怒る、あくまで相手の欠点を指摘するのが叱ると考えます。
頭ではわかっていてもなかなか難しいです。
やはりついつい感情的になってしまうのでそれをぐっと抑えます。
大きな声を出すのではなく、「これは〇〇だからダメなんだよ」とちゃんと理由をつけて、子どもを納得させます。
一回で伝わらない時もありますが、根気よく何度も言います。
ただ子どもが誰かを叩いたりした時はついつい声は大きくなりますね。
特に兄妹ケンカの時とか。
やはり誰かを傷つけるような子どもにはなって欲しくないと言う親の願いがあります。
あと叱る時に気をつけていたことは、「どうしてそんなことしたの?」とちゃんと理由を聞くことです。
例えば「〇〇したかったの」「そっか、でもそれだと〇〇ちゃんが痛い痛いなっちゃうからやめようか」みたいな感じです。
◇その3 子どもの話を聞く時は同じ目線で
これはその2にも関連するんですけど、子どもが何か悪いことした時などに理由を聞く時は子どもの目線に合わせるようにしてます。
子どもと大人って身長差がありますから、普通に立って話すと子どもは見上げる感じになってしまいます。こちらにそんな気がなくても威圧的に見えてしまう可能性はあります。
あと息子が保育園に行く途中で泣き出しちゃうことが結構あったのでその時も「どうして保育園嫌なのかな?」と子どもの目を見て話を聞くようにしてました。
膝をついて話を聞くことが多かったので、気がついたらスーツの膝の部分がすり減っていて膝がめっちゃテカテカに。
周りから見ると少しカッコ悪いですが、でもまあ、そんなことは気にしません。
で聞く時にもう1つ気をつけてたことがあって、それは決して急かさないこと。
子どもって自分の言いたいことがうまく言えなかったり、どうやって伝えればいいかわからなかったりするので、子どもの言葉をじっと待ちます。
決して「早く言ってちょうだい!」などとは言いません。
途中で「わかんない。。。」ってなってしまうこともあるので、そういう時は「〇〇だったからかな?」とこちらから聞いてみたりします。
でも、子どもって大人が考えもしない理由で怒ってたり、泣いたりしてる時もあります。
ただ理由が何であろうとその理由を決して否定したりはしません。
まずは一旦その理由に共感してあげます。
そうすると子どもも次々と話してくれます。
大人だってそうですよね。
相談している相手に否定されると「あ〜、この人にはもう相談しないでおこう」となりますよね。
◇その4 お兄ちゃんなんだからは言わない
これは娘が産まれた時に嫁さんとも話したんですけど、息子には「お兄ちゃんなんだからあとでね」とか「お兄ちゃんだから我慢してね」とは絶対に言わないようにしようと決めました。
お兄ちゃんなんだからって理由って、子どもにとっては一番納得できなくて理不尽な理由だと思うわけです。
なのでうちは基本的には平等に。
おもちゃの取り合いとかになった時は最初に使っていたほうを優先して、「じゃあ、あと少ししたら貸してあげよっか?」とか。
どちらも使ってなかった時は「ジャンケンして順番に使おっか?」とか「今日はお兄ちゃんからにしよっか?」などケースバイケースで。
でうちの場合、一番多いのがパパ抱っこの取り合い。
子どもたち2人が抱っこ抱っことせがんでくるのです。
やはりどちらかを先に抱っこするともう一人は泣いちゃいます。
なので2人同時に抱っこしたり、抱っことおんぶにしたり。
今や2人合わせて35キロオーバーなので結構大変です。
本当に腰がやられます。
お出掛け中で物理的にどうしてもどちらかしか抱っこできず、息子を抱っこしてたら娘は大泣き。
しかし、嫁さん曰く「それ演技泣きだよ」「えっ、でも涙出てるよ」「でも演技だよ」ってこともありました。
うーん、パパには全然わかりません。
とまあ、こんな感じですかね。
細かいのも含めればもう少しありますが、主にこの4つには重きを置いています。
最初にも書きましたが子育てには正解はないのであくまでこれはうちの場合です。
まあでも少しでも参考になればいいかなと思います。
子育てと言っても結局のところ親も子育て初心者なわけです。
自分自身も親として育っていかなければいけません。
共に成長していくのが大事ですね。
あとは結局何をするにしてもそこに親の愛情があればいいのかなとも思います。