皆さんはわんにゃん将棋って知っていますか?
小学生1年の息子が学校から帰ってくるなり、「今日、学童でわんにゃん将棋やったよー!」って言うので、わんにゃん???なんだそれ?ってなったのですが、わんとにゃん・・・わんことにゃんこ・・・そうです、イヌとネコです。
そもそも息子が将棋をやり始めたのは5歳の時で、小学館の幼稚園の付録がきっかけでした。
その名も『ひふみんしょうぎ』です
あのひふみんこと加藤一二三棋士がプロデュースした将棋です。
誰なのそれ?って思ってる人に簡単に説明しますと、中学生の14歳の時に棋士になった日本で初めての人で、なんとプロとして63年間も活躍していたすごい人なのです。
まさしくレジェンドですね。
ひふみんしょうぎの最大の特徴は普通の将棋と比べてマス目が6×6マスで、使うコマも王将、飛車、銀将、桂馬、歩の5種類だけと少ないのです。
ですので初めて将棋を始めるにはぴったりなんです。
コマには進める方向が記載されているのでとても分かりやすいです。
あと駒の強さをパワーで表していて、下記のようになっています。
子どもには分かりやすいですね。
◇歩 パワー1
◇桂馬 パワー3
◇銀将 パワー4
◇飛車 パワー8
◇王将 パワー9
ちゃんと駒台も付いていて本格的です。
駒台は遊び終わった後は引き出しにして、駒をしまっておくことができます。
これで駒をなくす心配もないですね。
最初のうちはワザと負けてあげて、息子が興味を持つように仕向けました。
案の定すごくハマってくれて、しばらくは毎日夕飯を食べた後にやっていました。
たまに息子独自のルールで駒を全部取るまで終わらないってルールでやったりするのですが、それだと結構時間がかかって大変です。
早く終わるのが嫌みたいで、取れる駒があるのにわざと取らなかったりして、1局に1時間以上かかる時もありました。
確かにプロの将棋は1局に何時間もかかりますが、遊びの将棋に1時間は長いです。。。
そういえば最近あんまりやらなくなったなーって少し寂しく思っていた時に、わんにゃん将棋の話題が出たので「きたこれ」と思い、早速アマゾンで購入。
鉄は熱いうちに打てですね。
そして翌日には届きました。さすがアマゾンです。早いんです。
ルールは普通の将棋と全く同じなんですが、駒に書いてあるのは王将などの漢字ではなく、イヌとネコの可愛いらしい絵が書いてあります。
コマには進める方向がわかる印がついています。
さらに成ると絵柄も変わります。
将棋盤はリバーシブルになっていて、通常のマス目のと、空き地の絵柄になっています。
イヌ軍団とネコ軍団が空き地のなわばりを巡って大合戦を繰り広げるわけです。
さあ、わんことにゃんこ、勝つのはどっちだ?
可愛い絵柄だったり、空き地のマス目だったりと子どもが喜ぶ要素が盛りだくさんなのです。
他にも『山くずし』、『まわり将棋』、『はさみ将棋』などの遊びもできますし、『将棋クイズ』もあります。
山くずしは3人以上でも遊べるので家族で楽しむこともできますね。
ウチはもともとひふみんしょうぎをやっていましたが、わんにゃん将棋から将棋を始めるのでも全然大丈夫だと思います。
コロナで緊急事態宣言が出ている時などは、将棋のように家の中で遊べるものはいいですね。
さて今将棋といえば藤井聡太棋士の勢いが半端ないですね。
19歳で4冠とか強過ぎです。ヤバイです。
竜王を奪取した時はあの豊島名人になんとストレートで勝っていますからね。
ちょうど僕が小学生の頃に羽生善治棋士が当時のタイトル7つを独占した時も将棋が流行っていたと思いますが、今は藤井棋士により将棋がかなりの盛り上がりを見せていると思います。
もちろん藤井棋士意外の若手の棋士もバリバリ活躍しています。
プロになるのは狭き門の世界ですが、幼い頃から将棋をする事によって、考える力などは養われるのではないでしょうか。