子どもの足ってすぐ大きくなりますよね。
その度に新しい靴を買うわけですが、まあまあなお値段がします。
子どもの靴に多いのがマジックテープタイプのものですが、あれって使っていくうちにくっつきにくくなります。
ダメになったら新しいのを買えばいいわけなのですが、さすがに2〜3週間でダメになった時には絶望感があります。
新しい靴を買うしかないのかと思っていた時に、なんと自分で修理する方法があることを知りましたので実際にやってみました。
いざマジックテープを交換してみよう‼︎
さてまずは交換箇所の確認をします。
写真だとわかりづらいですが、もう片方と比べるとかなり劣化してます。
触ってもケバケバ感がなくなっていて、むしろふわふわしてます。
用意するものは針、糸、はさみの所謂お裁縫道具です。
小学生の時に使っていたので充分です。
マジックテープは100均で購入可能です。100均だとマジックテープと言うのではなく違う名前で売られていますので探すときは注意してくださいね。
私が今回使用したのは裁縫用ワンタッチシートというものです。
さてまずは交換する部分のマジックテープに縫い付けてある糸をハサミで切っていきます。
糸が切れましたらマジックテープを引っ張って剥がして、ハサミで切り取ります。
この切り取る瞬間が一番ドキドキしますね。切ったらもう後戻りはできませんからね。
切り取りましたら、交換用のマジックテープを同じ大きさになるようにカットします。
最初は大雑把にカットしておいて、少しずつ微調整するのがいいかと思います。
まあでも、そこまで同じ大きさにすることはありませんのである程度でいいと思います。
で縫い付けていく前に補強として布用接着剤を使います。
これも100均で購入したものです。
接着剤じゃなくても両面テープなどでもいいと思います。
どちらもなくても糸だけでも大丈夫だとは思いますが、心配な方はどちらかで補強しておいてください。
接着剤を塗り終わりましたら、あとはひたすら針でチクチクと縫っていきます。
もともとマジックテープが縫い付けてあった穴が空いていますので、その穴に沿って針を通していけば意外と簡単にいけます。
それほど力もいらないので通す穴さえ間違わなければサクサクいけます。
最初は少し慎重になりますが、だんだんと鼻歌なんか歌いながら余裕でできちゃいます。
余裕だからと言って針で自分の指を刺さないようにだけ注意してくださいね。
そしてとうとう完成‼︎
で完成しました。ジャーン。
裏から見ますと修理しました感が満載ですが、表から見ればこの通り全然わかりません。
いやむしろ完璧じゃないでしょうか。どや。
靴自身もマジックテープを交換されたことにすら気付いてないのではないでしょうか。(いや、それは言い過ぎ?)
だいたい作業時間は30~40分ぐらいです。
玉結びと玉止めのやり方をすっかり忘れてしまっていたので、そこに少し時間を取られた感じです。
ですので数をこなせばもう少し時間は短縮はできそうですね。
中学生の時以来に裁縫をやった私でこの時間なので裁縫が得意な人や普段からやり慣れてる人でしたら、もっと早くできるんじゃないでしょうか。
結局この靴は左右両方のマジックテープを交換しまして、サイズが小さくなるまで履き続けることができました。
靴も最後まで履いてもらえて喜んでいるでしょうし、息子もお気に入りの靴だったし、パパ的には金銭的に助かりましたのでみんなハッピーです。
いや〜めでたしめでたしです。
皆さんも諦めて新しい靴を買うのではなく、一度マジックテープの交換にチャレンジしてみてください。